橋梁の長寿命化・耐震性能向上に取り組んでいます

構造診断部・構造部
主な受注実績

室蘭道路事務所管内 橋梁耐震補強計画検討業務

  • 受注年:平成23年度
  • 発注先:室蘭開発建設部
  • 契約額:11,000千円
  • 室蘭開発建設部管内、一般国道36号・37号線に架かる51橋梁において耐震診断を行い、耐震性能の把握及び耐震補強計画策定を実施。

小樽開発建設部管内 橋梁補修計画作成業務

  • 受注年:平成23年度
  • 発注先:小樽開発建設部
  • 契約額:17,745千円
  • 管理橋梁319橋につき、補修対策の効率化を目的とした橋梁データベースの更新、ならびに劣化曲線と予測シナリオ設定に基づく長期補修コストの平準化検討を実施。

稚内開発建設部管内 橋梁防錆調査業務

  • 受注年:平成24年度
  • 発注先:稚内開発管理部
  • 契約額:2,835千円
  • 稚内開発建設部管内の鋼道路橋12橋の塗膜劣化度調査を行い防錆維持管理台帳へ記録と維持管理方針の立案を実施。

一般国道36号 苫小牧市 勇振橋施工検討外一連業務

  • 受注年:平成27年度
  • 発注先:室蘭開発建設部
  • 契約額:30,780千円
  • 構造上重大な損傷を有する活死荷重合成桁橋について、函渠への更新を含めた比較設計を実施し、現道交通や輻輳する関係機関施設への影響を最小とする施工方法を提案。

一般国道233号 秩父別町 筑紫橋補修設計業務

  • 受注年:平成28年度
  • 発注先:札幌開発建設部
  • 契約額:17,172千円
  • 昭和31年に架橋された一般国道233号筑紫橋において、損傷確認調査、補修設計を行い、架け替え・耐震補強を含む橋梁整備方針の検討を実施。

一般国道452号 夕張市 千年橋補修設計外一連業務

  • 受注年:平成29年度
  • 発注先:札幌開発建設部
  • 契約額:16,848千円
  • 湖水に架かる長大橋3橋についてロープ高所作業による近接目視調査に加え、鋼材板厚測定やひびわれ深さ測定等の非破壊試験活用による定量的な健全度の評価(補修要否の判定)を実施。(部長表彰)

一般国道5号 札幌市 発寒高架橋補修設計業務

  • 受注年:平成30年度
  • 発注先:札幌開発建設部
  • 契約額:29,214千円
  • 札幌市発寒高架橋(上り、下り)について、舗装切削調査・非破壊試験・外観調査を行い、長寿命化に資する補修計画立案・補修工法の検討、補修設計、施工計画を実施。

一般国道275号 江別市 新川橋補修設計外一連業務

  • 受注年:令和元年度
  • 発注先:札幌開発建設部
  • 契約額:12,892千円
  • 長寿命化を目的とした3橋梁の補修設計にて、非破壊試験による定量的な健全度評価、軟弱地盤上の圧密沈下解を提案し、総合的な補修計画・施工計画を実施。

一般国道230号 札幌市 石山大橋補修設計外一連業務

  • 受注年:令和2年度
  • 発注先:札幌開発建設部
  • 契約額:19,195千円
  • 交通量の多い路線の橋梁3橋について、舗装切削調査・非破壊試験・外観調査を行い、床版上面の土砂化や地覆補修再劣化など補修設計および施工計画を立案。(部長表彰)

一般国道234号 安平町 ニタッポロ橋補修設計外一連業務

  • 受注年:令和3年度
  • 発注先:室蘭開発建設部
  • 契約額:41,580千円
  • 重交通路線の橋梁8橋について、非破壊試験を活用した外観調査を行い、耐候性鋼の防食や PC 桁の ASR 劣化、壁高欄の塩害劣化など多様な損傷に対して補修方法を立案。

人材育成

  • (一財)全国建設研修センター「橋梁維持補修」研修へ技術者派遣
  • (一財)橋梁調査会「橋梁点検技術研修会」へ技術者派遣
  • 動的解析による耐震技術の確立(宇都宮大学との協同研究)
  • 技術士37名・RCCM31名・コンクリート診断士6名・土木鋼構造診断士1名

品質保証

  • 平成11年9月 ISO9001認証

調査・診断の方法

  1. 目視、写真撮影法
  2. 応力測定法(載荷時のひずみ測定)
  3. 変形測定法(載荷時の変形測定)
  4. 反発硬度法(ハンマー反発硬度)
  5. コア採取(圧縮強度、配合分析、塩化分含有量など)
  6. 赤外線法(表面の赤外線映像)
  7. レーダー法(鉄筋配置、部材厚、空洞など)
  8. 超音波法(ひび割れ深さ、剥離・空洞など)
  9. X線透過検査(PCケーブルグラウト確認など)
  10. 橋梁点検車(SF-77AⅢ)※自社保有