当社設計の「一般道道当麻比布線・麻布橋」が完成
発注者:北海道旭川土木現業所 設計:(株)シビテック
一般道道当麻比布線・麻布橋完成
(北海道土木工業新聞社発行 月刊「北海道のどぼく」平成14年12月号掲載記事より)
一般道道当麻比布線は、主要地方道愛別当麻旭川線を起点とし、 国道39号線を経由して40号と連絡する延長約1,600mの幹線道路。
稚内、上川北部方面から国道40号を経由して、旭川空港や大雪リゾートゾーンを結ぶ最短ルート で、通学路に指定されるなど生活道路としての利用頻度も高いが、路線の性格上、大型車両の通行が多いのが特徴。
旧橋は、全体幅員が6mしかないことや、老朽化が進み荷重にも耐えられないことから、早急な対応が求められていた。
稚内、上川北部方面から国道40号を経由して、旭川空港や大雪リゾートゾーンを結ぶ最短ルート で、通学路に指定されるなど生活道路としての利用頻度も高いが、路線の性格上、大型車両の通行が多いのが特徴。
旧橋は、全体幅員が6mしかないことや、老朽化が進み荷重にも耐えられないことから、早急な対応が求められていた。

設計の概要(記事中の太枠部分抜粋)
橋梁の設計に際しては、災害に強い道づくりに向けて、 阪神大震災クラスの震度にも耐えられる強度を確保することに重点をおいた。
このため、揺れのエネルギーが一ヶ所の支承部に集中しない、分散型ゴム支承を採用するなど工夫を加え、動的解析では、震度6以上の「レベル2」にも耐えられる強度を保っている。
麻生橋のもう一つの大きな特色は、流域面積の大きな石狩川への影響を最小限にとどめていること。
なかでも、低水路(河床)法面の侵食を防止するために、橋脚の位置を低水路の両法面から10m離すとともに、橋脚自体の間隔も上流に接近する旧橋のスパンに合わせ、渦などの変化が起こらないよう考慮した。
道建設部・建設管理部
- 設計
- 株式会社シビテック
- 上部製作
- 楢崎・五洋・桜井特定建設工事共同企業体/五洋・豊平・桜井特定建設工事共同企業体
- 上部架設
- 橋本・五洋特定建設工事共同企業体/タカハタ建設株式会社
- 床版
- 廣野・開発工建経常建設共同企業体
- 下部工
- 世紀東急工業株式会社/橋本建設工業株式会社
- 下部工
- 小山建設株式会社/新島工業株式会社
- 舗装
- アサヒ道路株式会社